連絡

別れてから1日。

朝から無気力。

それでも出ないヤル気を振り絞って仕事へ行く。

 

しばらくしてラインがきた。

「お前にイラつく。暑いし」

はっきり言って、知らねーよ。

お前が暑かろうと、苛つこうと。

私は相手がイラつけば、イラつくほど嬉しい。

散々イラついた挙句にきたラインは、

「戻りたい」

ちょうど、そのとき仕事で忙しくて返信できなかった。

後から見て驚くほどラインが来ていた。

定時後は電話の嵐。

ずっと鳴りっぱなしの携帯。

電源を切りたくなった。

しばらくして、電話に出た。

「答えが見つかるかもしれないから会おう」

そんな甘い言葉に誘われて自宅を出ようとしたとき、玄関に蛇がいた。

 

玄関の持ち手にぶら下がっていて、

外へ出ることも、

中へ入ることもできない状態だった。

蛇のおかげで思った。

これは、会いに行くなという意味で現れたのか?

でも、そんなわけない・・・。

とにかく会うだけあってみよう。

 

そして約束の場所へ行く。

中に入ったら寝ていた。

呼びつけて置いて寝てる?ありえないんだけど・・・

答えを出せるような雰囲気じゃ無い。

ふざけてんの?

怒りはこみ上げるし、イラつくし、悲しいし、しんどいし・・・

わけわかんない。

「イラつくのやめよーぜ」

ていうか、お前に言われたく無い。

散々言い合って、普通になろうと言われた。

その後、頭痛がすると言って眠り始めた。

 

隣にいてほしいと言われも、

隣に痛いと思う気持ちもないし、

看病したいとも思わないし、

そして置いて帰った。

かなりの頭痛らしいけど、なんだか何も思わなくて放置して帰った。

申し訳ないけど、何かに巻き込まれるんじゃ無いか?っていう気持ちと、

蛇のお告げみたいなものが気になって、さっさと帰った。

 

帰る途中、

もし今意識なくなってたら?なんて考えたけど戻る気にはならなかった。

これが答えなんだと思う。

病人を放置して帰れるぐらいの私は、きっと好きじゃなかったんだと思う。

 

いつも勝手に私のことを解釈して勘違いの答え連発して、

変な束縛して、俺様気取りで、とにかく勘違い野郎だった。

価値観が似ている部分もあった。

それは恋愛としてじゃなくて、仕事ならではの価値観。

 

苦しんでいる人を置き去りにできる私は冷酷かもしれないけど、

それが現実。

私を苦しめる相手の看病なんかしたく無い。

だからと言って苦しめばいいなんては思わない。

そこは、早く治るといいねっては思うけどね。

でも看病する相手では無い。

 

下手に連絡なんか取り合うもんじゃ無い。

連絡が嬉しいのは最初だけ。

徐々に鬱陶しくなってくるもの。

鬱陶しいと思いながらも連絡がないのは寂しい。

でも、それも、最初だけ。

 

連絡取りたいな。

でも取りたくないな。

でも・・・

その繰り返し。

連絡は簡単にできても、相手の対応で変わる。

連絡を取り合うってバランスが大事。

相手のことを考えて、思っているなら、

もっとうまく活用しないと失敗する。

 

メールも電話もラインも。

連絡と呼べるもの全てに共通する。

思いやりが。