プレゼント

プレゼントが私の駐車場に置いてあった。

誰が置いたかはすぐ分かった。

メンヘラ男だ。

 

ラッピングもしてあった。

メッセージも書いてあった。

切なくなった。

急にいろんな思い出も蘇るし、なぜか寂しくなったし。

 

でも戻るわけにはいかない。

戻ってもきっと同じことを繰り返す。

そして、私自身この男のどこが好きか分かっていないのが致命的。

だから戻る理由がない。

 

プレゼントの中身自体はさほど何も思わない。

ここまで届けにきてくれたこと。

それは素直に嬉しかった。

私のために、ここまでする行動力。

それはすごいと思った。

だけど、そこまでする価値のある女だとは自分では思わない。

なぜそこまで私がいいか?

全くわからない。

そんなにべったり過ごしていたわけじゃ無いのに。

不思議すぎる。

自分では理解できない。

 

あのプレゼントどうしよう。

とりあえず車に乗せたままになっている。

中身もまだちゃんと確認していない。

どうなんだろう?

微妙。